<チョットいい話> ―心温まるエピソード―
ネットに溢れる「泣ける話・いい話」。しっかり構成されたドラマチックな「物語り」も良いけれど、素朴で飾らない「リアルいい話」も心に沁みるもの。そんな「チョットいい話」は如何ですか?
Webサイト「おおさかSUBWAY・チョットいい話」と グローアップ編集の「ちょっといい話」
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「チョットいい話」おおさかSUBWAY/グローアップ
グローアップという広告代理店さんが運営する「おおさかSUBWAY」という企業サイトに、「 チョットいい話 」というコーナーがあります。読者からの投稿を編集して、心温まるエピソード集として掲載しておられます。
へこんでいる時に偶然このサイトを見つけ、そのまま引き込まれるように、いくつかのお話を読ませて頂きました。 心が沈んでいたから、余計にだったのかもしれませんが、それぞれのお話が、ひとつずつ、じわりじわりと 心に沁み渡っていきました。
お陰で心が温まり、気持ちをリセットする事が出来ました。ほのぼのと心穏やかになる言葉、 心が温められるようなフレーズ、そんな、傷んだ心を癒してくれるエピソードがたくさん掲載されています。
私の好きなお話を幾つか、冒頭部分だけご紹介します。続きは「チョットいい話」のリンク先でご覧下さい。
小学校のマラソン大会
私が小学6年生の時の話です。小学校で毎年行われていた学年マラソン大会は、足に障碍がある私にはつらい日でした。
しかし、親友は、運動会のリレーでアンカーをつとめるほどだったにも関わらず、いつも一緒に走ってくれました。
それも6年間ずっとです。そして、小学校最後の大会でのことです。6年連続、ビリ確定のゴールライン100m手前、なんと ...
クリスマスの思い出
クリスマスの日、勤め先のおもちゃ屋。顔を上げる暇もなく、次々できる長蛇の列を相手に、
会計→包装→お渡しの作業の繰り返し。ふとした不注意で指を切ってしまい、バンドエイドを取りに行く暇もなく、
かといって包装に血をつけてしまう訳にも行かず、近くにあったセロテープを巻いて続ける作業。
そのまま何人かのお客様の対応を行い、次のお客様に「○○円になります」と伝えると、お金と一緒に出てきたものは ...
他にも、「おばあさんの言葉 」、「かっこいい人」など、 粋で温かくって素敵な人たちがいっぱいです。ぜひ訪問してみて下さい。
VitaminL(Sweet Locomotion/Hi-Fi Set) と 闘う君の唄(ファイト!/中島みゆき)
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VitaminL ―Sweet Locomotion/Hi-Fi Set―
Hi-Fi Setが1986年にリリースしたアルバム「Sweet Locomotion」の収録曲に「VitaminL」という曲があります。
どうしてボクだけが いつでも置き去りと悩んでいる人 この指とまれ
一緒にいるだけで気分が明るくなる 不思議なビタミンとわたし呼ばれているわ止まないどしゃ降りなんて 誰も見た事がない
雲が流れたら 後は待てばいいの …いつも笑い声立ててる人なのに 元気がないのね うつむき加減
少し汚れてるスニーカー つま先に 貴方の心がにじんで揺れているわ世界中の割れた窓 誰も直し切れない …
どん底の状況に喘いでいる時、「止まないどしゃ降りなんて、誰も見た事がない。雲が流れたら、後は待てばいい」と諭され、 思い通りに行かない事だらけで心が潰れそうな時は、「世界中の割れた窓、誰も直し切れない」と慰められました。
ビタミンなんてBとかCくらいしか知らなかった私にとって、「ビタミンL」という響きは新鮮で、 何だか本当に元気の源のように聞こえました。それ以来、心の栄養素というと、 私の脳裏には真っ先に「ビタミンL」という言葉が浮かんでくるようになりました。(雑学メモ)ビタミンLという栄養素は、栄養学的には(正式ではないようですが)存在するようです。
ビタミンL…ネズミの乳汁の分泌に必要とされるビタミン。人についての効果は未確認で、 ビタミンとして扱わない場合もある。純粋物質としては分離できない。 -
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ファイト! 東日本大震災のあとの 元気をくれる話
ファイト! 闘う君の唄を 闘わない奴等が笑うだろう
ファイト! 冷たい水の中を ふるえながらのぼってゆけ ファイト!言わずと知れた、中島みゆきさんがパーソナリティを務めたオールナイトニッポンに、リスナーから届けられた手紙から生まれた 名曲です。身体の芯から「頑張ろう!」と奮い立たせてくれる歌です。
東日本大震災のあと、こんなに元気をくれる話がありました。
石巻市で、被害の状況を報道するために訪れていたスタッフたちを大声で呼ぶ女の子がいたそうです。 救助を求めているのかと思いながら近付くと、避難されていた方々が「皆さんも大変だからコーヒーをどうぞ」と、 コーヒーをご馳走してくれたそうです。自分たちのことで精一杯のはずなのに。日本人て素晴らしいね。 @command_s
ホームで待ちくたびれていたら、ホームレスの人達が寒いから敷けって段ボールをくれた。 いつも私達は横目で流してるのに。あたたかいです。 @aquarius_rabbit
今日現地入りする自衛官の友達からの話聞いて泣けた。自分の荷物の中に簡易食料やおむつと粉ミルク隠し入れてる自衛官がいる。 見つかった人もいるけど「自分が使います」って返すのを聞いて、それを怒りながら許す上官。 救助以外で出来る事を模索してくれてる、厳罰も覚悟で。 @sce0
昨日の夜中、大学から徒歩で帰宅する道すがら、とっくに閉店したパン屋のおばちゃんが無料でパン配給していた。 こんな喧噪のなかでも自分にできること見つけて実践している人に感動。心温まった。 @ayakishimoto
父が明日、福島原発の応援に派遣されます。半年後定年を迎える父が自ら志願したと聞き、涙が出そうになりました。 「今の対応次第で原発の未来が変わる。使命感を持っていく。」家では頼りなく感じる父ですが、 私は今日ほど誇りに思ったことはありません。無事の帰宅を祈ります。 @Namicoooo
昨日、歩いて帰ろうって決めて甲州街道を西へ向かっていて夜の21時くらいなのに、ビルの前で会社をトイレと休憩所として 解放してる所があった。社員さんが大声でその旨を歩く人に伝えていた。感動して泣きそうになった。 @robasuke23
子供がお菓子を持ってレジに並んでいたけれど、順番が近くなり、レジを見て考え込み、レジ横にあった募金箱にお金を入れて、 お菓子を棚に戻して出て行きました。店員さんがその子供の背中に向けてかけた「ありがとうございます」という声が、震えてました。 @matsugen
日本中の頑張っている人たちに、エールと「ファイト!」を捧げたいです。
「十年砂時計」と「ろじっくぱらだいす」
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「十年砂時計」 パソコンの中で動き続けるデジタル砂時計
「十年砂時計」は PC-98のMS-DOSで動作するフリーソフトです。
作者は竹川大介さんとおっしゃる方です。Vectorのキャッチコピーは、「最初に起動させた日から十年間おちつづける思い出の砂時計」。
作者のセンスの良さが窺える、良質のジョークのように粋なソフトです。以下は、DOCファイルにある製品紹介文の内容です。(原文のまま)
十年砂時計は、最初に起動させた時から10年間うごきつづける砂時計です。たとえコンピュータのスイッチを きっても、砂はすこしづつ落ちていきますので、忘れた頃に、また 10NEN と打って下さい。いつのまにか、あなたの知らないあいだに新しい砂がたまっているのを見ることができます。
十年砂時計は、あなたの人生にとってなにか特別な日に開始することをおすすめします。そうすれば、そのあと起動するたびに、時の流れをしみじみ思い、しばし感慨の涙をながすことでしょう。
十年砂時計を清算して、新たな気持ちで10年を再出発したい人は、10NEN.DOC というファイルを消して下さい。そうすればまた新しい10年が始まります。
今日、起動を始めた十年砂時計が止まる日は、歴史はすでに21世紀にはいっています。21世紀、それはどんな時代なのでしょう。
21世紀のある日の夕方に、あなたの子供が、押し入れの奥でほこりをかぶったPC9821Ap2のスイッチを入れた時、AUTOEXEC.BAT に組み込まれた 10NEN.EXE が起動し、 砂時計の砂がほとんど終わろうとしているのを発見するかもしれません。
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DOCファイルには、製品紹介文に続けて、「技術篇」と題した補足説明がありました。
コンピュータのスイッチをきっても動き続けるプログラムというアイデアが「進化くん」を作った頃からありました。このプログラムはその第一号です。プログラムのメイン部を不揮発性のタイマーメモリに常駐させることによって、それは実現しました、というのはもちろんウソです。(^_^;)
アイデア勝負の一発芸野郎[DDT-soft]をこれからもよろしくお願いします。
もうすぐ一児の父になる だいすけ (o!o)"
「10年を掛けて時を刻む砂時計」などという実益性の乏しいソフトウェア…、だからこその、作り手のセンスの光るソフトウェアだと思います。
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「ろじっくぱらだいす」
さて、「ろじっくぱらだいす」というサイトをご存知でしょうか。
超有名な個人テキストサイトで、な、なんと現在も存続しており、しかも毎日更新しておられるという、正に個人テキストサイトのレジェンド的存在です。
そして、その「ろじぱら」さんに、先程の「十年砂時計」に関するお話が2つ掲載されています。かなりジーンときます。
「だいすけ」さんと「ワタナベ」さんの感性がシンクロした瞬間です。
「十年砂時計」というソフトは、使ったその時にはただのジョークソフトです。そう、ただ砂が淡々と落ちるだけの…
でも、年月を経て再び起動した時、その威力は発揮されるのです。
それはアルバムのように目に見える記録はないけれど、その人の記憶を呼び覚ます不思議な力を持った魔法のソフトだったのです。
あひるさんの思い出 ―Heartwarming Episode posted in Newspaper―
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あひるさんの思い出(新聞投稿より)
二度の脳梗塞で重度の障害が残った夫は、狭心症発作を繰り返しながら自宅療養を続けている。人との接触を求めて、時々外出する。
冬の一日、急に思い立って遊園地へ行った。
広場の隅に車椅子を止め、私は傍らに立って元気に走り回る子供達を見ていた。思ったより寒く、早く帰らねばと思った。その時広場に歓声があがった。ドナルドダックの着ぐるみを着た人が現れ、子供達がどっと駆け寄ったのだ。
ところがそのあひるさんは、子供達をかき分けてどんどん駆けて、こちらへ近付いてくる。広場の隅にいる私たちの方へ…
車椅子に乗った夫の前へ来ると、大きく一礼して大きな手で夫の背中を撫でてくれる。二度、三度、突然の出来事に私達も周りの人も驚いた。夫の背中を大きく撫でて、今度は私の腕をさすり、両手で包み込んでくれる。大きな白い温かい手で…
優しさが二人を包み、その温かさが周りに広がり、見ていた人達の間から拍手が起こった。夫の顔を見ると、涙がほろほろ頬を伝っている。
風の冷たさを忘れた。「優しさをありがとう」と言うのが精一杯の感謝の言葉。あひるさんはウンウンと頷いてもう一度夫の背中を撫でて、子供達の方へ駆けていった。
思いがけない出来事だった。着ぐるみだからお顔は見えない、お声も聞けなかった。けれど、優しさと励ましのお心はしっかりといただいた。病む夫にも、介護の私にも元気をくださったあひるさん、ありがとう。
(新聞投稿より)
